子供を消費者トラブルから守る方法について
インターネットやスマートフォンなどの携帯端末が発達して以降、
日本では以前とは比べ物にならないくらい
簡単にショッピングを楽しむことが出来るようになりました。
しかしその一方で、
子供達が小さい時期から携帯端末を持つ頻度が高くなり、
その結果、親の許可を得ずに勝手にショッピングをして、
高額な請求書が届くなどの消費者トラブルが増えているのも事実です。
また、子供達に悪影響を与えるサイトへのアクセスも、
親がしっかりと管理していなければ、
自由に訪問することが出来ます。
そのため、こうした事象から子供達を守るために、
大人もしっかりと目を光らせておく必要があります。
まず、通常の携帯端末には、
「チャイルドロック」など、
消費者トラブル等を回避するための機能が搭載されています。
これは、親があらかじめ子供がアクセスすると悪影響を及ぼす
と考えるサイトに暗証番号を設定し、
自由に訪問できないようにする機能です。
現在はゲームと言うと、
家庭用ゲームに加えて携帯端末のアプリを利用したものがあります。
このアプリ・ゲームは、
アイテムを購入する際にお金を要求するケースが増えています。
そのため、親がパスワードを設定しておくと、
勝手に課金する行為を防ぐことができ、
消費者トラブルから子供を守ることが出来ます。
また最近は、使用した憶えがないサイトから
いわれのない高額な違約金を要求する詐欺メールも増えています。
「お金を振り込まなければ、警察に逮捕される」
等の不安を煽るフレーズをメールに記載して、
お金をだまし取ろうとします。
こうした消費者トラブルを装ったケースからも、
大人は自分の子どもを守る必要があります。
また、こうした内容のメールが頻繁に届く場合は、
警察に相談することで、
消費者トラブルを回避することが出来ます。
これは、子どものみならず、
大人も自分自身を消費者トラブルから守るために必要なことです。
そのため、家族全員が情報を共有し、
何かあったらお互いに相談する体制を敷くことが大切です。
