中高生を狙った消費者トラブルについて
いつの時代にもその時代時代で悪徳商法をする人が現れます。
誰もがトラブルのない世の中を望んでいますが、
実際には消費者トラブルはいつになってもなくなりません。
現代では、何をするのもネットの時代で、
ネットで出来ないことは無くなったと言っても過言ではありません。
携帯電話の普及で、
今では小学生でもスマートフォンを持っている時代です。
そのような時代の流れで、
現在、消費者トラブルに狙われるのは大人ばかりではありません。
中高生であっても消費者トラブルに巻き込まれるのです。
特に中高生の場合、
やはりパソコンやスマートフォンなどの
オンラインでの消費者トラブルがほとんどです。
中高生の中には、
オンラインでのゲームに参加している人がかなりいると思われます。
オンラインゲームの中でクリックするように誘導して、
その1クリックでアダルトサイトにアクセスさせ
高額な請求をしてきたりします。
中高生の場合、
このような時に慌てて家族に知られたら叱られると思い、
お小遣いで支払ってしまったり、
中には支払うために犯罪を犯してしまったりすることもあります。
自分にそのつもりがなく誘導された請求は支払う必要がないのですが、
思春期の子供たちは親にも相談しない場合が多く、
どんどんトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
オンラインというものは、
誰とはわからない人にも繋がっているという
危険性の自覚を持つことも大切です。
また、オンラインでの買い物でも
中高生に振りかかる消費者トラブルがあります。
学校で流行っている物や欲しかったアイテムなどを
ネットショップで格安で見つけたなら、
誰もがすぐに手に入れたくなるでしょう。
そんなサイトも要注意です。
今はコンビニでも気軽に振り込みができるので、
親に内緒にしてネットでの買い物ができてしまいます。
悪徳業者に引っかかると、
振り込みをしても一向に品物は送って来ず、
連絡も取れないという事態に陥ります。
消費者トラブルは誰の身にも起こりうることです。
親も子どもの様子を常に気にかけ、
普段から消費者トラブルについて家族で話し合っておきましょう。
そして、万が一の時には消費者センターなどに相談しましょう。
