消費者問題の歴史から対策方法を学ぶ

消費者問題にも様々な歴史があります。
第二次大戦前の米騒動のように、
この時代でも消費者問題やそれによる運動は存在していました。
しかし、それに対応するような仕組みや対策などは
ほとんど決まっていなかったため、
取り組みをされることはありませんでした。

第二次大戦後は、極端な物資不足と
経済的困窮に悩まされていた時代だったため、
主婦を中心とした消費者問題による運動が各地で行われていました。
このため、販売価格の安定や商品品質の向上などが考えられるようになりました。

1960年代には、牛肉と表示されていた缶詰の中身に、
実は牛肉ではない肉が使用されていたことが発覚し
大きな消費者問題となりました。
それがきっかけとなり、
表示の適正化が求められるようになりました。

1970年代には電化製品の定価と販売価格の違いが明らかにされました。

1980年代には「ねずみ講」と呼ばれた商法が禁止されることとなりましたが、
同時にマルチ商法において
不利益を被る消費者が続出したため問題視されるようになりました。
販売形態や契約に関するトラブルが増加し、
対策が強化され始めた頃です。

1980年代には、悪質な訪問販売、サラリーローン、
マルチ商法などの被害が多発し、
商法に対する対策がなされました。

バブル経済が崩壊した1990年代には、
不況の経済悪化につけこんだマルチ商法や内職商法が急増し、
契約トラブルに対応する規制が強化されました。

このように、消費者問題の歴史を見てもわかる通り、
2000年以降の現代においても様々な消費者問題があります。
歴史の中で対策の強化がされてきても、
高齢者を狙った悪徳商法や
インターネットを利用した悪徳商法などの
新手の手口が次々とあらわれ、
被害者とされる人が続出しています。
これは、被害を受ける前の情報収集が足りなかったり、
相談ができず悩んでいる人が多いためとされています。
怪しいと感じたら近づかないこと、
不当な請求は無視をすること、
クーリングオフを利用することなど、
歴史の中の出来事を参考に、
必要以上に怖がらず早めに相談するなどといった対策を行いましょう。

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